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YKT かわら版

YKTかわら版 第157号

Contents

ロロマティック小・中径工具研削盤GrindSmart 630XSの事例紹介

研削径0.1~16mmの工具研削盤GrindSmart 630XSは、砥石角度の成形不要で様々な工具の加工に対応します。
砥石セット2式、最高8枚の砥石を搭載し、小径工具の高速・高精度加工に応えます。下記の加工事例は、刃先R0.1mmの彫刻用超硬カッタです。

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ワイラー精密デジタル水準器による工作機械の立形ガイドウェイ測定のご紹介

工作機械の立形のガイドウェイを測定する場合、角形デジタル水準器やアタッチメントを利用することで、水準器で立形でもガイドウェイの平行度や真直度の測定が可能です。

角形精密デジタル水準器wylerLEVEL Frameやハンドル付きタイプの精密デジタル水準器BlueLEVELを使用し、工場の天井からワイヤーで吊り下げながら測定することで、簡単に測定することが可能です。


左:角形精密デジタル水準器wylerLEVEL Frame
右:精密デジタル水準器BlueLEVEL ハンドル付き仕様

 


ドイツ工作機械メーカーでの導入例


立形ガイドウェイの真直度・平行度の測定結果例

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JIMTOF2024出展機紹介~本邦初公開!インデックス複合加工機C200~

JIMTOF2024では、インデックスタレット型複合加工機C200を本邦初公開予定です。個別制御での3箇所同時加工能力と特許キネマティックスライドの優れた動的性能で圧倒的な加工時間の短縮を叶えます。

■高負荷の深い切込みでもびびり振動を抑制
独自特許を持つ平面プレート型キネマティックスライドは、切り込み深さが大きい高負荷加工でも、びびり振動を抑制し、工具寿命を30%向上させます。

■両主軸の優れた旋削能力で高速加工を実現
主軸と背面主軸は最高出力40kWで、同サイズの国産複合加工機の主軸と比較し、約3倍の切りくず量を生成する切削能力があります。

材料 ステンレススチール/バー材
サイズ φ42×L52 mm
タレット数別の加工時間
Cシリーズ 216秒
国産2タレット 480秒
国産1タレット 660秒

 

■複雑形状に対応するY軸搭載上下タレット
上下の2タレットに標準でY軸を搭載、各タレットには回転工具14本、3タレットで合計42本を搭載することができ、複雑形状への対応力を高めています。

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JIMTOF2024出展機紹介~ビュー高速高精度全自動測定機Pinnacle250~

JIMTOF2024にてビュー高速高精度全自動測定機Pinnacle250の出展を予定しています。

■高精度・高速処理を実現するリニアモータ駆動全自動測定機
異なる形状、測定数の多いワークの高速測定に最適。測定対象を選ばない高品位光学系とオプションセンサの組み合わせで、測定の効率化と高精度化に応えます。

■方向、角度、色の変更が可能なLEDリング照明「PRL」
照明に多色4方向のLEDリング照明、PRL:Programable Ring Lightを採用し、コントラストの低い部位や照明に方向性が必要な箇所の測定に効果を発揮します。

■デュアル倍率光学系
高倍率用と低倍率用で独立した2つのカメラを持ち、比率4:1で任意に変更可能。電子切替えのため、迅速に倍率を変更できます。豊富な対物レンズオプションから、対象物に最適な倍率と視野、作動距離を選択可能。レンズ枚数も少なく抑え、明るく歪みのない像が得られます。

■検出の詳細設定と高速測定を可能にする標準測定ソフトウェア「VMS®」
豊富な検出ファインダ、エッジ検出能力の高さとスピード、運用の自由度など、すべてにおいて最高峰の測定ソフトウェアです。

■電子部品業界向けに特化した自動測定ソフトウェア「ELEMENTS®」(※オプション)
CADデータを利用した測定プログラム作成。各種マスク、ウェハ、リードフレームなど、測定形状が大量にあるサンプルの測定プログラム作成に最適です。

■ノンストップ測定機能「CiC™(Continuous Image Capture)」(※オプション/ELEMENTSとの併用推奨)
一般的な画像測定機は停止/画像処理/移動の繰り返し(Move & Measure)のプロセスを経て測定を行いますが、CiC機能ではステージを停止することなく連続して画像を取得でき、より高速な測定が可能です。

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パナソニックコネクトの新コンセプト『Autonomous Factory』でスキル依存作業から脱却

人手不足、作業者技能のバラつき…。そんな問題でお困りではないでしょうか?
パナソニック コネクト社が目指す新たな工場のコンセプト、“Autonomous Factory”なら、それらの課題を解決できるかもしれません。

Autonomous Factoryとは、あらゆる状況に即応し、自律的に進化し続ける工場の事です。計画立案から、リソース分配、生産実行まで最低限の人手によって遂行します。今回は、そんな自律進化する工場づくりに便利な製品・オプションをご紹介いたします。

  1. Auto Setting Feeder(ASF)
    新発売のASFは自動ローディング可能なテープフィーダーです。紙・エンボスの両テープタイプに使用でき、更にテープ幅は8mmから104mmまで対応しています。従来のインテリジェント・テープフィーダーに比べ、スプライシング1回当たり、約60秒もの時間短縮が可能です。
  2. リモート操作オプション
    人の判断のみで復旧できるエラーに対し、リモートでの復旧操作が可能です。オペレーターの見落とし・移動時間ロスをなくし、フロアの集中管理を実現します。
  3. AOI情報表示オプション
    AOIでNG判定された部品の情報をAOI⇔NPM相互表示しオペレーターの作業を効率化します。

パナソニック コネクト社では今後もAutonomous Factory実現に向け、様々なアップデートを予定しており、最新型モジュラーマウンターであるNPM-GHは上記の設備・オプションの全てに対応しています。

人手に依存しないAutonomous Factoryをこの機会にぜひご検討下さい。

品番:NM-EJM8E

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こぼれ話~今日はドーナツの日~

アメリカの取引先を訪問した際の出来事です。出迎えに来てくれた取引先の方が、「今日はドーナツの日なので、ドーナツを買ってから会社に行こう」と言い出しました。少し驚きながらも、近くのドーナツ屋さんに向かいました。会社のイベントでドーナツを買っていると思い、微笑ましい気持ちになりました。
しかし、ドーナツ屋に到着すると、店の外までまさかの長蛇の列でした。おそろいのピンクのTシャツを着た店員さんたちは忙しそうに動き回り、特に1ダース入りのボックスが人気のようでした。

よくよく聞いてみると会社のイベントではなく、国の記念日だと説明してくれました。
訪問した6月7日は、6月の第1金曜日で、“National Doughnut Day”でした。この記念日は、第一次世界大戦中に兵士にドーナツを提供したことが由来しているそうで、ドーナツ屋さんによっては無料でドーナツを配布することもあるようです。
事務所に到着すると、そこでも同僚たちがドーナツを持ち寄っていて、まさにドーナツの山。サイズもさすがアメリカ!どれも日本のドーナツより一回り大きく、1個食べるだけでお腹いっぱいになりました。
ドーナツを食べるというイベントを社会全体で共有し、80年以上も継続するアメリカの習慣に触れながらも、美味しい思いができたお得な出張となりました。

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