YKT株式会社

YKTかわら版

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■製品ニュース
ロロマティック社
CNC段研削盤 ShapeSmartNP30の事例紹介

今月はShapeSmartNP30の加工事例をご紹介します。ShapeSmartシリーズであれば、僅か数分で粗砥石の角度調整が可能。アンダーカットにも柔軟に対応し、対向砥石レイアウトによりTスロットカッタ、ステップツール、ネック研削にも応えます。また、加工能力に優れる粗砥石を活用するマルチパス加工は、砥石形状の持続性に優れ、高能率加工を実現します。
超硬ロリポップフライス工具ブランク加工

ステップドリルブランクØ 25mmをØ 12.5mmまで加工するような、取り代が多いアプリケーションでは、マルチパス加工が有効です。粗砥石がマルチパス加工した後に、仕上げ砥石でワンパス加工をします。加工時間が短縮できるだけでなく、粗砥石の負荷を軽減し、砥石形状の持続性に優れています。

■OGP耳寄り情報
OGP/QVI社
測定機Eシリーズ紹介 ~オプションセンサ編~
OGP測定機の新機種Eシリーズのオプションセンサに関してご紹介します。

■IntelliCentric 8.10 光学系
Eシリーズはエントリーモデルでありながら、マルチセンサ測定機としての光学測定に加え、接触による測定も可能です。
スタイラスは自動で着脱・交換が可能なため、光学と接触で段取り替えを必要としない連続測定が可能となり、効率の改善に寄与します。

■製品ニュース
ワイラー社
角度モニタリングセンサで航空機レーダーをアライメント
航空貨物輸送を担う貨物機には機体中央の基準に対し、前後のレーダー設置個所を水平にする必要があります。貨物機の組み立てや整備の際に、活躍するのがワイラーの角度モニタリングセンサです。
(赤=基準面 黄=レーダー設置箇所)

1.  基準面にワイラー社角度モニタリングセンサ1台を下図のようにX方向、もう1台をY方向に設置します。

2.  センサとケーブルで接続された遠隔表示器BlueMETER SIGMAを操作し、基準面のXY方向傾きをゼロ点として設定します。

3.  次にレーダー設置箇所へセンサ2台を置き、遠隔表示器上で相対的な傾きを測定し、XY方向でゼロになるまでアライメント調整を行います。
■製品ニュース
パナソニック コネクト株式会社
プロダクションモジュラー NPM-DXのご紹介

(1)自律機能による安定稼働 -自律ラインコントロール
    - APC システム、自動復旧オプション
(2)省人化・稼働率向上 - 集中コントロール
    - フロアマネジメントシステム、リモート操作オプション
(3)作業バラツキの抑制 - ナビゲーション/自動化アイテム
    - フィーダー段取りナビ、部品供給ナビ、自動化アイテム
■製品ニュース
トラウプ
『ツールエンジニア』でトラウプ・主軸移動型自動旋盤の複合加工能力を紹介
深穴φ0.43×L23.5mm、穴壁厚0.1mmのチタン合金部品をワンパス加工
トラウプ・TNLシリーズは、長尺部品に適した主軸移動型自動旋盤に、高い生産性と豊富な加工機能が加わった複合加工機である。最大4箇所の同時加工が可能で、深穴・多条ネジ・トルクスといった複雑形状の加工において有用性が高く、変種変量の難削材医療部品においても高い生産数に応える。

■製品ニュース
ブーマー
『機械技術』に高精度・高能率加工のブーマー複合内面研削盤の記事が掲載
『機械技術』に高精度・高能率加工のブーマー複合内面研削盤の記事が掲載
CNC複合内面研削盤Voumard1000は最大長/径300/300mm、最大質量200㎏のワークに対応している。ブーマー機の代名詞であるタレット式砥石ヘッドを踏襲した旋回軸を持つ砥石ヘッドは、最大4箇所に砥石を搭載可能で、最適な砥石レイアウトで幅広いアプリケーションに応える。内面研削用砥石だけでなく端面・外径研削用の砥石も選択でき、高い柔軟性で複合加工に対応する。さらに直動軸(X・Z)にリニアモータを、旋回軸(B1、B2)にDDモータを搭載し、両軸受には振動減衰性に優れる油静圧軸受を採用している。

こぼれ話
~ 「ちょうどいい棒」 ~
混みあった電車の入り口付近で、どこのつり革にも掴まれず、足裏に力を入れて踏ん張った経験が一度はあるのではないでしょうか。そんな時、ドアの付近にたった一本の棒があると助かるなと常々思っていました。
カナダのバンクーバーでちょうどいい棒に巡り合ったのは、そんな時でした。
空港から市内へ向かうモノレールの車内にその棒はありました。
1本の支柱が途中から4本に枝分かれしており、乗客がどの方向からも掴みやすいような工夫が施されていました。これさえあれば、車内で踏ん張りながらも、ふらつくことなく快適です。

この手すりを日本の満員電車で置いてみたらどうなるか想像をしてみました。確かに、この手すりがあると快適ですが、満員電車で固い棒にぎゅうぎゅう押されて、痛い思いをする人がいるかもしれません。バンクーバーで出会った手すりは、沢山の乗客を乗せるためには、邪魔者扱いです。実は今ある形が、最適なあるべき姿なのかもしれません。
何かを得るためには何かを捨てなくてはならないと、棒と出会って思うのでした。
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