期 間 : 2022年6月22日(水) ~ 24日(金) 9:00-18:00 (最終日は17:00まで)
場 所 : 東京ビッグサイト
ブース位置 : 東4ホール 23-13
自動車、電機、機械、精密機器の抱える課題に応える展示会で、測定機、検査機、センサなどが出展されます。今回は東京ビッグサイトで予定され、設計・製造ソリューション展も同時開催です。当社ブースでは、マルチセンサ三次元測定機、シャフト部品専用光学測定機、工作機械キャリブレーション装置、デジタル水準器、幾何公差向けソフトウェアを展示します。皆さまのご来場をお待ちしております。
出展機器のご紹介
■マルチセンサ三次元測定機
SmartScopeSP463
自動倍率補正機能を有する光学ズームと、5メガピクセル高解像度カメラによるデジタルズームを搭載しており、最低倍率時は視野面積で標準機の4倍の広さを獲得。最高倍率時は、ZIPの5倍レンズ搭載時に相当します。スキャニングプローブ SP25、垂直落射レーザ Telestar Plus TTLレーザを搭載し展示予定です。
■シャフト部品専用光学測定機
TurnCheck10.60
僅か数秒で簡単にシャフト部品を測定。製造現場の迅速なフィードバックで部品の不良を削減。投影機、マイクロメータ、真円度測定機、その他専用測定装置をこの一台に置き換えれば、測定機間の誤差や段取りが解消され、大幅に測定時間が短縮します。
■精密傾斜測定システム
BlueSYSTEM
耐衝撃性に優れた独自のセンサと温度自動補正機能による信頼性の高い測定結果が、市場で高く評価されています。豊富な測定ベースと測定項目に応じた専用ソフトウェアを組み合わせることで、定盤・工作機械の機械精度評価に応えます。
■角形デジタル水準器
Clinotronic S
ベストセラーClinotronic PLUSの新モデル。
精密加工された4面を利用し、+/-の反転なく平行度をより高精度に測定します。微小角度では最小許容誤差15秒、重力補正機能により広角45度で1分30秒の許容誤差を実現します。Bluetoothによるデータ通信で、手書き・手入力不要ペーパーレスな測定データの取得・管理が可能です。
■工作機械キャリブレーション装置
ETALON X-AX LASERBAR
5軸マシニングセンタのキャリブレーションをたった一台で実現。
レーザ干渉計、直角ブロック、水準器、オートコリメータと複数の測定機が担っていた
マシニングセンタの精度維持・管理をワンシステムで対応します。位置決め、真直度、直角度の誤差を測定し、補正機能を標準搭載しています。
出展ソフトウェアのご紹介
■KOTEM EVOLVEで「幾何公差」の困りごとを解決
KOTEM SmartProfile
【「幾何公差」を正確につけられない】
細かなルールが分からなくても、ソフトウェアがアドバイス。規格に沿った矛盾のない定義ができます。
【「幾何公差」が判定(測定)できない】
3Dモデルと測定した点群から必要な計算を自動的に行います。測定機上で複雑な設定をする必要はありません。さらにQIF形式の3DAモデルがあれば幾何公差の定義も自動化対応です。
【「幾何公差」判定結果がわかりにくい】
設定された幾何公差の合否判定だけではなくグラフィックで状態を表示します。
面のうねりや、位置のズレ、データムの状態まで一連の流れで確認でき、判定結果を統計管理が可能です。
■測定・品質保証に向けたソリューション
「3DA/MBDモデル(QIF規格)によるDXの実現」
「デジタルものづくり」における測定・品質保証のための「QIF:Quality Information Framework」規格がISOからも正式発行され、昨今、日本でも話題に上ることが増え始めました。
これは、インターネットのデータ交換技術として普及しているXML方式で定義する仕様です。3次元データ活用による設計から検査までの連携手法で、製品製造情報(PMI)による「マシンリーダブル」や「セマンティック」と呼ばれるデータにつながります。