■QVI耳寄り情報
OGP/QVI社「機械と工具」にOGP/QVI社マルチセンサ三次元測定機の記事が掲載
「機械と工具」2021年12月号掲載に掲載された「検査現場の多様なニーズに対応するマルチセンサ三次元測定機と最新動向」の記事を紹介します。
一部抜粋：
最適とされる条件に1度の検証で到達出来れば良いが、複数回のテストを経ることで辿り着くものだとすれば、マルチセンサ測定機の自動測定による繰り返し精度は、マニュアル測定や測定機を跨いで行う検証に比べはるかに高い安定感を得られる。また追加検証を行うにしても、前回作成した測定プログラムを呼び出すだけで当時の流れを迅速に再現できる。
■製品ニュース
メーゲレ社高能率研削盤MGC-L-550の段ロールのアプリケーションを紹介
コラム可動式の生産型特殊研削盤で、最大テーブルストローク5,500mmに対応し、コルゲートロールやタービンブレードの加工に最適です。
ワーク：段ロール
材質：スチール(焼入れ鋼含む)
サイズ：外径φ620mm×L4,500mm
質量：4t
加工時間：9時間
取り代：3.5mm、70kg/h
■内覧会情報
2022年4月26日(火) ～ 29日(金)INDEX ドイツ ライヘンバッハ
期間：2022年4月26日(火) ～ 29日(金) 8:30 ～ 17：00
会場：ドイツ INDEXライヘンバッハ工場
旋盤専業メーカー ドイツ・インデックス社のライヘンバッハ工場で開催される内覧会のご案内です。新型コロナウイルス感染症を鑑み、本内覧会への当社スタッフの現地対応は見送らせていただきますが、ご要望に応じて現地スタッフが対応いたします。ご希望の際は担当営業までご連絡下さいませ。
■製品ニュース
ワイラー社定盤・機械精度評価用ソフトウェアwylerSPECの活用例
定盤・機械精度評価用ソフトウェアwylerSPECを複数のPCで運用する事例を紹介します。
ソフトウェアの新規測定用ライセンスは、Bluetooth検出器wylerCONNECTに内蔵されています。新規の測定を行う場合は、wylerCONNECTを付属のUSBケーブルでPCに接続します。
wylerCONNECTが無くても、過去に測定したデータの閲覧や、測定レポートの出力することができます。
事前に事務所のPCにソフトウェアをインストールしておけば、現場で取得した測定データをメールで送付し、現場と事務所で測定データを共有し、閲覧することができます。
■製品ニュース
ロロマティック社CNC段研削盤ShapeSmart NP50の事例紹介
ShapeSmartシリーズであれば、僅か数分で粗砥石の角度を調整し、アンダーカットにも柔軟に対応できます。対向砥石レイアウトによりTスロットカッタ、ステップツール、ネック研削にも応えます。
φ16mmのTスロットカッタブランク加工
■製品ニュース
パナソニック スマートファクトリーソリューションズ株式会社
COG/FOP兼用ボンダー FPX007CG/FPのご紹介
対象設備：COG/FOP兼用ボンダー FPX007CG/FP(品番:NM-EFL1SC)
COG/FOG/FOP/COP 4つの実装工法に対応
狭額縁液晶～フレキシブル有機ELパネル、将来のCOP実装まで幅広く対応
部品供給部の切り替えで、IC実装/TCP実装の工法切り替えを実現
樹脂パネルに対応する新型ハンドリング機構、反り矯正機構および認識照明を採用
高精度実装の実現
高い信頼性と実績のある高剛性仮圧着ヘッドを継承(定点実装)
高分解能カメラ、独自の反り矯正機構および認識照明を採用し高精度化を実現
高生産性の実現
コンパクト設計による機構の最小化とストローク短縮とによる高速化の実現
オルタネート機能搭載の部品供給部(IC/TCP)で、無停止部品供給を実現
高品質の追求
本圧着部に高剛性ヘッドフレームを採用。加圧反力を最小化するとともに、本圧着部での実装シフト量を最小化
高い信頼性と実績に裏付けられたCOG実装技術を全て継承
ラインソリューション
ラインコントロール機能(CIM)強化による稼働分析・稼働向上を実現
■JIMTOF出展 工作機械ブース
ペムテック社精密電解加工機PEM3.1SXを本邦初公開
ペムテック社の新機種である精密電解加工機PEM3.1SXを本邦初公開する予定です。合計加工面積約48cm
2、加工領域Ｚ方向 460mm、電源・ろ過装置を内蔵し、フットプリントは僅かL2,790 x D1,630 x H2,590 mmのコンパクト設計です。
■高硬度材、難削材は精密電解加工で差別化
放電加工、切削で時間を要する超硬、SKD材、ハイスなどの高硬度材、チタン合金、ニッケル基超合金等、難削材の高付加価値ワークがペムテック機の加工に適しています。
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■電極消耗がなく工具コストを大幅に削減
粗から仕上げまで同じ電極で、連続加工が可能です。
10万個の連続加工や工具コストを約1/15に削減した実績があります。
切削工具やブローチ、放電加工の電極などの工具コストを大幅に抑えます。
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■バリ、マイクロクラックなしで後工程不要
電極とワークの間は電解液で満たされ、電極がワークに触れることはありません。加工中の温度は20～50℃と低温で、マイクロクラック、結晶構造の変異、熱衝撃の影響を与えません。電極の面粗さに依存しますが、Ra0.03µmも見込めます。
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加工事例
自動車用バルブプレート
材質：高炭素クロム軸受鋼
加工時間：6分(64個同時加工)
波動歯車装置用サーキュラスプライン
材質：高炭素クロム軸受鋼
加工時間：46分(2個同時加工)
内視鏡用鉗子ジョー
材質：ステンレス鋼
加工時間：84秒(14個同時加工)
■JIMTOF出展 測定機ブース
View/QVI社高速・高精度 全自動測定システムPinnacle250
リニアモータ駆動によりバックラッシュを無くし、高速・高精度で再現性の高い測定が可能なPinnacle250を出展予定です。
■方向、角度、色の変更が可能なLEDリング照明「PRL」
照明に多色4方向のLEDリング照明を採用し、コントラストの低い部位や照明に方向性が必要な箇所の測定に効果を発揮します。
■デュアル倍率光学系
高倍率用と低倍率用で独立した2つのカメラを持ち、比率4：1で任意に変更可能。電子切替えのため、迅速に倍率を変更できます。豊富な対物レンズオプションから、対象物に最適な倍率と視野、作動距離を選択可能。レンズ枚数も少なく抑え、明るく歪みのない像が得られます。
■検出の詳細設定と高速測定を可能にする標準測定ソフトウェア「VMS」
豊富な検出ファインダ、エッジ検出能力の高さとスピード、運用の自由度など、すべてにおいて最高峰の測定ソフトウェアです。
■電子部品業界向けに特化した自動測定ソフトウェア「ELEMENTS」(※オプション)
CADデータを利用した測定プログラム作成。各種マスク、ウェハ、リードフレームなど、測定形状が大量にあるサンプルの測定プログラム作成に最適です。
■ノンストップ測定機能「CiC（Continuous Image Capture）」(※オプション/ELEMENTSとの併用推奨)
一般的な画像測定機は停止/画像処理/移動の繰り返し(Move & Measure)のプロセスを経て測定を行いますが、CiC機能ではステージを停止することなく連続して画像を取得でき、より高速な測定が可能です。
～ 「上海の電車小僧の便り」 ～
2022年新春に上海に新しい地下鉄路線が開通しました。これで上海の地下鉄網はリニアモータカーを含め20路線、508駅になり、総延長831Kmに達し中国1位です。 先日顧客訪問の帰りに、新規開業した14号線に乗車する機会がありました。鉄道ファンの私は、まずホームに進入してくる列車をチェックしますが、何か違和感を覚えました。上海の地下鉄は運転席後部が壁で仕切られているので、通常先頭車両の運転席は暗いはずですが、この列車は本来見えるはずのない社内の明かりが先頭から漏れているのでした。どうしてかは、車内に入り謎が解けました。
この列車は運転席がありません。どうやらコンピューター制御による、無人自動運転装置を取り入れたようです。
これは先に開業した地下鉄15号線にも採用されていましたが、実際に乗車するのは私も初めてです。さて無人運転の乗り心地ですが、有人運転と比較しても遜色なく、加速減速ともとてもスムーズです。むしろ有人運転では運転手によっては、停車位置手前で減速しすぎて再加速することもありましたが、自動運転ではそのようなこともありません。
またホームは全駅フルスクリーンプラットホームドアが設置されているので、乗客が線路に落ちる心配はなく高い安全性が確保されています。また駅には、駅員が配備されているので、仮に乗降時に何か問題があってもすぐに対応できる体制が整えられています。
電車小僧の夢だった地下鉄の先頭車両からの前方の景色が見えるようになり、乗る楽しみがひとつ増えたと思った次第です。
以上、上海の電車小僧の便りでした。
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