■製品ニュース
インデックス社全軸CNC多軸自動盤MS24-6の動画を紹介
バー材最大加工径φ24mm対応の主軸6本の多軸自動盤MS24-6は、直動2軸制御の刃物台を12式搭載し、各主軸ポジションで2箇所同時加工が可能です。ポリゴンターニング、Y軸ミーリング、タッピング、チェーシング、Y軸シフト付きホビング、パワースカイビング、4軸制御の楕円穴のバリ取りにも応えます。多軸自動盤でありながら複合加工機並みの汎用性を兼ね備えています。
■製品ニュース
ロロマティック社CNC工具研削盤 GrindSmart830XWの事例紹介
工具研削盤GrindSmart830XWはロロマティックの特長の一つである「6軸制御」を踏襲しています。ソリッド研削径φ32mmまで対応し、機内熱源の内部冷却油と油静圧スライドの油は、研削用のクーラントオイルと同一です。加工エリアを含む機械全体の温度が一定になり、極めて高い熱安定性を実現します。面当たりの高剛性と優れた振動減衰性を生む油静圧軸受、そしてバックラッシュや減速機のギヤ駆動の振動がなく、高い位置決め精度を確保するリニア・ダイレクトドライブモータは、工具研削に安定した形状精度と面粗さを約束します。
Ø 12.7mm x 225mmのボーリングバー
外径20mm、4枚刃、2種類のねじれ角を持つエンドミル
R精度0.003mm以下のR6mmのボールエンドミル
■製品ニュース
ワイラー社角形デジタル水準器Clinotronic PLUS / Sの事例紹介
ワイラーの角形デジタル水準器Clinotronic PLUS / Sが、レーシングカーチームを支えています。レーシングカーをサーキットで整備するピットのレベル出し、相対ゼロ設定によるウィングの角度調整やステアリングホイールのアライメント、絶対値測定はホイールの取付け作業・傾き調整で利用されます。ワイラーのベストセラー角形デジタル水準器Clinotronic PLUS / Sは広角45度に対応し、精密加工された4面を利用し、+/-の反転なく平行度を精密に測定します。高速運転では、タイヤの少しの角度誤差が、加速やブレーキ性能に少なからず影響を及ぼします。ワイラーの複数面の正確な角度測定によって、レーシングカーの性能が保たれています。
5秒以内の短時間の結果表示と視認性に優れるディスプレイ、手のひらに収まるコンパクトなサイズ、精密に加工された4面角形ハウジングにマグネット仕様があることも喜ばれています。
■製品ニュース
パナソニック スマートファクトリーソリューションズ株式会社
フリップチップボンダーMD-P200US2のご紹介
対象設備:フリップチップボンダー MD-P200US2(品番:NM-EFF1D)
従来比(MD-P200US比)11%アップの高生産性を実現
高剛性設計とICピックアップ動作の高速化により、高精度実装(±7μm/3σ)はそのままにMD-P200US比 11%アップの高生産性(0.65 s/IC)を実現
リアルタイム超音波モニタリング
実装時のプロセスパラメーターをリアルタイムに監視可能なので、品質安定化に貢献
充実したソフトウェア機能
豊富なソフトウェア機能を準備しており(オプション)目的に合わせた選択が可能
■展示会情報
2021年10月20日(水) ~ 23日(土)
メカトロテックジャパン2021
期間 : 2021年10月20日(水) ~ 23日(土) 10:00~17:00
(22日(金)は18:00まで 最終日は16:00まで)
会場 : ポートメッセなごや
ブース位置 : 3号館 3D12
EMO MILANOの出展機 ロロマティック社6軸工具研削盤GrindSmart 660XWを本邦初展示いたします。多工程を1台に集約することで、製造コスト削減、リードタイム短縮に貢献します。その他、多様なアプリケーションに応える様々な測定機器を取り揃え、お客様に最適なソリューションを提案します。
出展機のご紹介
■ロロマティック社製 CNC6軸工具研削盤 GrindSmart 660XW
段研削と工具研削を一台でこなす超高能率工具研削盤が誕生。複数の機械で加工していた工程を集約することで、工程間に発生する手間や時間が一切省かれ、生産性が格段に向上します。
■オージーピー/キューブイアイ社製 マルチセンサ三次元測定機 SmartScope ZIP250E
OGP測定機ベストセラーモデル
自動機ながらもXY微動送りノブによる工具顕微鏡のようなマニュアル測定、用途に応じてマニュアル・セミオート・フルオート測定を自由に切り替えることができます。DRSレーザ、タッチプローブ搭載のマルチセンサ仕様で展示します。
■オージーピー/キューブイアイ社製 シャフト部品専用光学測定機 TurnCheck10.60
僅か数秒で簡単にシャフト部品を測定。製造現場の迅速なフィードバックで部品の不良を削減。投影機、マイクロメータ、真円度測定機、その他専用測定装置をこの一台に置き換えれば、測定機間の誤差や段取りが解消され、大幅に測定時間が短縮します。
■エタロン/ヘキサゴン社製 工作機械キャリブレーションシステム X-AX LASERBAR
マシニングセンタを高精度な状態に保つために、位置決め・真直度の測定用のレーザ干渉計、直角度用のブロック、ピッチングとローリング用の水準器、ヨーイング用のオートコリメータ、そして円運動精度評価用のボールバーの複数の検査機器が必要です。レーザバーはワンシステムで工作機械の精度管理を担います。
■ワイラー社製 精密傾斜測定システム BlueLEVEL
超精密レベル出し、定盤の平面度測定、精密位置決め装置の真直度測定の用途で広く利用されています。手書き・手入力不要の測定データの取得・管理に対応しています。
■ワイラー社製 角形デジタル水準器 Clinotronic S
ベストセラーClinotronic PLUSの新モデルです。精密加工された4面を利用し、+/-の反転なく平行度をより高精度に測定します。微小角度では最小許容誤差10秒、重力補正機能により広角45度で1分5秒の許容誤差を実現します。角度モニタリングソフトウェア+付属USBケーブルが標準仕様で、ペーパーレスな測定データの取得・管理が可能です。
~ 「7月のドイツ出張レポート」 ~
今年の7月にドイツに出張に行きました。ドイツへの訪問は、入国前72時間以内のPCR検査が求められます。2~3万円程度の費用がかかりますが、英語の陰性証明書が必要となり、どこでも準備できるものではないため、事前に病院やクリニックに確認する必要があります。チェックインカウンターや入国検査で、陰性証明の提示が求められることもあるため、スーツケースに入れないで、手荷物に入れて出発しました。
ドイツの交通機関では、医療用マスクの着用が義務化されており、利用したルフトハンザ航空も同様でした。不織布マスクをしていたので、大丈夫でしたが、布マスクをしていた人には、機内で医療用マスクが手渡されていました。
ドイツの入国検査では陰性証明書の提示を求められましたが、フランクフルトからの国内線の移動では、確認は求められませんでした。
今までドイツのタクシーは、助手席に乗ることが一般的でしたが、今回の出張中は、感染防止のため後部座席に座るように言われました。アフターコロナの風景の一つだと感じました。
滞在する州によって異なりますが、フランクフルトのホテルでは、チェックイン時に陰性証明が求められました。フロントで近くにあるシュネルテストという簡易検査所で抗原検査をし、陰性証明書をもらってくるように言われました。CORONATEST.DEというサイトから検査予約をすることができます。30分程度並んで順番を待ち、検査結果は30分程度で登録したメールアドレスに結果が送付されます。海外渡航者の私は25€(約3000円)の費用がかかりましたが、ドイツに住んでいる居住者であれば無料です。簡易検査は、無症状感染者からの広がる感染防止に役立っているようで、レストランでも提示が求められます。
日本に帰国の際にも、出国前72時間以内に実施したPCR検査の陰性証明書が必要です。事前にスマートフォンにCENTOGENEというアプリをインストールし、日本へ入国を選ぶと、ネット決済で89€(約1万円)で陰性証明書の発行までしてくれます。検査結果は24時間以内に登録したメールアドレス宛に届きます。日本入国のためには、厚生労働省指定のフォーマットに、医師による記載が必要なので、書類の事前準備をしておく必要がありました。オリンピック期間ということもあり、日本に到着すると、まずは五輪関係者から飛行機を降りると説明がありました。飛行機着陸から入国検査を通るまで3時間ほどかかり、空港内をかなり歩きました。長いフライトの後だったので、とても疲れました。
隔離先の移動は公共交通機関を使用することはできません。品川方面へは1時間に1本シャトルバスが無料で出ているのでそちらを利用しました。14日間の待機期間はホテルで過ごしましたが、入国者健康居所確認アプリ(MySOS)を通して行動を監視されました。簡単な質問に答える健康状態報告、1日に数回届く位置情報の報告、ランダムなビデオ通話の応答が求められます。報告義務を怠ったたり、待機場所から外出をすると厚生労働省のHPに氏名が公表されることもあるようです。
ドイツ滞在が1週間の出張でも、日本入国には、2週間の隔離が必要です。これまで感じたことがない長い2週間のホテル滞在となりました。
コロナ前のように気軽に海外に出張に行ける日が来ることを願うばかりです。