■JIMTOF出展
インデックス社トラウプスイス型タレット式複合加工機
INDEX社トラウプ スイス型タレット式複合加工機TNL32-11が日本に初上陸します。
同機はガイドブッシュの簡単・短時間着脱機能をもち、スイス式主軸移動型、主軸固定型のワークに適した主軸を選択できます。主軸加工用ドリルユニット回転数12,000rpm、オイルホールドリル高圧冷却最大120barにより、難削材の深穴加工を実現。さらに刃物台3式でY軸動作が発揮する高い自由度と各工具の個別送りによる最大3箇所の同時加工が、複雑形状の製品を短時間に仕上げます。干渉事前確認、及び3次元シミュレーション独自ソフトWinFlexでCAD/CAM不要のミーリングを行うことで、機械稼働率の向上を図ります。本邦初公開、トラウプの実機に触れることのできる稀な機会です。皆様のお越しをお待ちしています。
|
■主な仕様
最大バー材径:32 mm
主軸移動量:305(スイス型) /127 mm
主軸/背面回転数:8,000 rpm
回転工具回転数:12,000 rpm
主軸/背面出力:10.7/5.5 kW
内部冷却圧工具回転数50,000 rpm
加工シミュレーションソフト搭載
|
・アプリケーション例
加工時間:2分43秒
ワーク:φ22×146,5 mm
材質:ステンレススチール
加工時間:5分
ワーク:φ14×100 mm
材質:ステンレススチール
加工時間:4分48秒
ワーク:φ19×79 mm
材質:ステンレススチール
加工時間:4分54秒
ワーク:φ28×82 mm
材質:ステンレススチール
加工時間:4分1秒
ワーク:φ24×100 mm
材質:ステンレススチール
■製品ニュース
インデックス社タレット型複合旋盤C100、トラウプTNL32-9、11の雑誌記事を紹介
インデックス社製 タレット型複合旋盤C100、トラウプTNL32-9、11の雑誌記事を紹介。製造現場の視点からインデックス機を評価いただきました。同様に、2016年5月「機械と工具」誌に初掲載されました。旋削に携わる皆様に一読いただきたい内容です。
下記一部抜粋:
複合加工を可能とする工具本数や刃物台の増加あるいはミルヘッドの付加、マシニング加工可能な正面・背面主軸筒、振れ止め装置などを備え、モジュラー構造によるフレキシブルな仕様選択も可能となる。図1(インデックスC100)のように、切削負荷が大きく、あるいは難易度の高い部品であっても、多数の刃物台による同時高速~重切削や、最大3工程のオーバーラップにより、短時間にて加工を完了することが実現できる。
図1 INDEX C100高剛性3タレット複合加工自動旋盤
また図2(トラウプTNL32)は主軸移動~主軸固定、振れ止め装置の脱着、ガンドリルやタレットのB軸旋回機構など、非常に多機能を有しながらも、ほかに比較対象が無いほど凝集・コンパクト化されている。小さいがゆえに前者に記した様な寸法変動も大型となる同機能機と比較すると非常に少なく、機械剛性と加工精度も抜群である。これから、さらに身近に3Dによる設計支援ツールが充実し、立体的設計思想が浸透する中、将来の物づくりでは今までに無かった制約や要求を満たさなければならず、より熾烈を極めてゆく。私は、これら超高性能マシンが未来を支える機械であると確信している。
図2 トラウプTNL32-11によるロングドリリング加工を含む3工程同時加工
■製品ニュース
アフォルター社極小モジュールの軸付平歯車を高速ホブ加工
マイクロホブ盤の極小軸付平歯車の加工事例を動画でご紹介します。ワークはパーツフィーダーから自動ローディングされ、同期式回転両センタで保持され、1個あたりの加工時間は僅か6秒です。
軸付平歯車
モジュール:0.35
サイズ:φ2.5 x 13mm
材質:スチール
加工時間:6秒/ 個
■OGP耳寄り情報
OGP/QVI社QRコード、バーコードを利用した簡単なセットアップ方法のご紹介
自動測定マネージャはOGP製測定機の稼働率向上の一躍を担います。測定の一連の流れをQRコード(バーコード)に登録することで、コードを読み込むだけで面倒なセットアップ作業やデータ移行などを省略することができます。
通常の測定の流れ
・測定ワークをセット
・測定プログラムの選択
・セットアップの実行
・自動測定開始
・スマートシートへデータの移行
|
自動測定マネージャを使用した場合
・測定ワークをセット
・ワークに応じたコードの読み込み
以下作業不要
|
このように作業手順が大幅に簡略化されます。
その他パトライトの連動も可能です。
セットアップ設定
自動測定設定
QRコード(バーコード)取り込み例
■製品ニュース
ロロマティック社レーザー加工機LaserSmart500のPCDエンドミル再加工事例をご紹介
ロロマティックの機械製造のノウハウとレーザーテクノロジーが融合したLaserSmart500は、高精度クランプシステムでダイヤモンド工具をワンチャック全加工します。今回はPCDエンドミルの再加工の事例をご紹介します。
PCDエンドミル再加工
径 9.2mm
加工長 24mm x 2
PCD厚 1.2mm
2番逃げ角10°/ 3番逃げ角22°
加工時間 16.5分
■展示会情報
2016年10月26日(水) ~ 28日(金)
Factory Solution Conference 2016
展示会名 : Factory Solution Conference 2016
期 間 : 2016年10月26日(水) ~ 28日(金) 午前10時~午後5時 (最終日は午後4時まで)
会 場 : TRC東京流通センター (第一展示場A/B/C/Dホール)
この度2回目となる「Factory Solution Conference」を2016年10月26日(水)・27日(木)・28日(金)の3日間、東京流通センターにて開催します。
今回は、『Smart Factory Solutions~ Full Process Innovation~』をコンセプトにしています。
とどまることなく進化し続けるエレクトロニクス業界において、生産性や品質向上、加えてトレーサビリティーの確保など、実装設備単体だけでなく設備間・後工程を含めたフルプロセス間や工場内外の情報連携による解決が求められています。
私たちは今回の展示会を、回路形成技術を中心とした材料・基板・実装、組み立て工程、更には工場全体の自動化、省人化に至るまで、「お客様のお困り事を伺い、解決策を見出す場」として位置付け準備しました。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
■展示会情報
2016年10月26日(水) ~ 28日(金)
ものづくりフェア2016
展示会名 : ものづくりフェア2016
期 間 : 2016年10月26日(水) ~ 28日(金) 午前10時~午後5時 (最終日は午後4時まで)
会 場 : マリンメッセ福岡
ブース : S-30
測定をテーマに汎用型のマルチセンサ式非接触三次元測定機、シャフト部品専用立形光学測定機を出展します。皆様のご来場をお待ちしています。
出展機種のご紹介:
マルチセンサ式 非接触全自動3次元測定機
■Smart Scope Vantage250
接触プローブ測定やレーザースキャンなど、段取りを変えることなくマルチセンサ測定を行うことができます。作動距離が長く、急な傾斜角度でもスキャンが可能なTelestar TTLレーザも注目です。
Telestar TTL Laserによる球面スキャン
シャフト部品専用立形光学測定機
■MTL1
旋盤加工の現場で、シャフトワークのバリを除き、簡単操作のわずか30秒で測定します。これ一台で静的測定から動的測定まで対応し、径、角度、カム・ネジ形状、真円度、円筒度等をワンチャック全測定します。投影機、マイクロメータ、真円度測定機、その他専用測定装置をこの一台に置き換えることができます。
さらに、測定データは履歴として記録され、統計的な精度管理、測定レポートとして出力可能です。測定レポートは社内データだけでなく、顧客クレーム対処も担います。
~ イギリスの多軸自動盤 ~
当社は創業から世界最大の旋盤メーカードイツのインデックス社の自動盤を取り扱ってきました。しかし、インデックスは単軸自動盤メーカーとして知られ、多軸自動盤は1975年から販売を開始しました。それまで当社にとって多軸自動盤といえば1951年から取引を開始したイギリスのWickmann(ウィックマン)でした。多軸自動盤に部分的NCが搭載される1990年代後半でした。それまで、刃物台の直動のストローク量はカムの段差で制御されていました。そのため加工する製品ごとにカムを交換する必要がありました。そんなカム交換があたりまえの時代にクオドラント機構という世界パテントをひっさげ、多軸盤の市場をリードしたのがウィックマンでした。クオドラント機構は、レバー比調整のみで直動動作の全ストロークを変更する仕組みで、製品ごとにカムを交換する必要のない画期的なものでした。このユニークな技術が評価され、日本へも多くのウィックマン製多軸自動盤が輸入され、今日も稼働を続けている機械もあります。しかし、当時は評価された技術でしたが、時代は移り変わっていくことになります。
進化論を説いたチャールズ・ダーウィンが次のような言葉を残したそうです。“It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent, but the one most responsive to change(生き残るものは、最も強いもの、知的なものではなく、変化に対応できるものである)。当時、Wickmannは、すでに最高の機械を製造しているという社風があり、この誇りがその後の機械開発を停滞させていくことになります。
気まぐれですがつづく。
~ Poor Joke from Chicago ~
私は海外出張が多い方で、月に一度は海外にいきます。スイス、ドイツ、東南アジア、中国、アメリカとこれまでいろんなホテルに泊まりましたが、今回、シカゴのホテルで、よく理解できない英文を見つけました。このような小さなことですが、知らなかったことに出会えるのが旅の楽しみの1つです。今も釈然としないところはありますが。
写真は、ホテルの部屋を掃除しないでください、してくださいというドアノブにかけるものです。
NOT NOW. I ‘m solving the budget deficit.今はだめ、財政赤字の立て直し中。
COME ON IN. I'm out buying a bigger calculator. 入ってきて。大きな計算機を買いに行っています。
とあります。Bigger calculator? なんのことやらと思って、知り合いのアメリカ人にきいてみました。彼の解釈によると
NOT NOW. I ‘m solving the problem of national debt. This is a complex problem and I am not to be bothered….Later.
今はだめ、国の負債の立て直し中なので、邪魔しないで。つまり、掃除は後で。まぁ、意味は分かります。
COME ON IN. The amount of national debt is such large sum of money must go shop for a calculator that has many more numbers on it.
budget deficit.
国の負債を取り扱えるような、沢山の桁が表示される計算機を買いに行っているので、入ってきて。
アメリカ人の彼にもこれは、poor jokeとのことでしたが、何事も真面目に理解しようとしないで、まぁ、そんなものかぐらいの理解にとどめるようにしました。このJokeで笑えた方は、シカゴと相性良さそうですよ。