YKT株式会社

YKTかわら版

YKTかわら版
JIMTOF2016
YKTブース:東2ホールE2004、西3ホールW3049
■JIMTOF出展
エタロン社 エタロン社
レーザートレーサNG(Next Generation)
エタロンの空間補正システム レーザートレーサNG(Next Generation)を出展します。2010年に日本の工作機械メーカーに初めて導入されたレーザートレーサシリーズは、これまで全世界で120台以上販売されました。エタロンスタッフの来日も予定されておりますので、当社ブースまでぜひお越しください。
ピッチ補正された工作機械の誤差を大幅に改善
加工範囲中心部の誤差を改善するピッチ補正で製造された工作機械。その精度を大幅に向上させるエタロンの空間補正。5軸及び大型ワーク加工に多くみられる空間誤差には、直交3軸のエタロン補正が有効です。

三次元測定機の座標補正システムを工作機械の機上ワーク計測に活用
市場をリードする三次元測定機に多く採用されている補正システムを工作機械へも導入することで、機械精度の向上だけでなく、機上ワーク計測の信頼性を高めます。

追従測定による経験不要の簡単操作
空間補正が測定範囲に応じて1~4時間で実現します。工具軸に固定されるリフレクタ(反射体)の位置を追従測定します。熟練経験不要の信頼性の高い測定結果を提供します。
工具回転軸、ワーク回転軸の誤差の特定と補正
5軸制御マシニングセンタの直動軸に加え、工具軸の回転、傾斜、テーブル回転、テーブルチルト軸の誤差を特定し、補正データの作成も可能です。

■製品ニュース
アフォルター社 アフォルター社
クラウンギヤのホブ加工例をご紹介
海外ユーザーがスイスのアフォルター社マイクロホブ盤で加工したクラウンギヤの事例を紹介します。
後工程不要のワンチャックでクラウンギヤのホブ加工、エンドミルによるバリ取り加工を実現。1個あたり60秒で加工します。
クラウンギヤ
サイズ:φ10.2 x 10.7mm
歯数:30
材質:スチール
加工時間:60秒
■製品ニュース
ロロマティック社 ロロマティック社
切削工具の超硬ブランクφ10㎜の加工事例

パンチピン、精密工具ブランク加工の最強ツールNP5の事例紹介です。砥石を交換せずに様々なワークに対応する自由度を持ち、径寸法の安定性と優れた振れ精度を実現します。
・ 超硬切削工具ブランクφ10
・ サイクルタイム 6分
・ 超硬切削工具ブランクφ10
・ サイクルタイム 10分
・ 砥石レイアウト90° 仕様
■新製品情報
エイテックテクトロン社 エイテックテクトロン社
ハイパフォーマンスN2リフロー炉 RN152シリーズ

メンテナンス性の改善
生産中のフラックス付着垂れを回避するため定期的な清掃が必須でした。問題発生箇所にヒーターユニットを設置し、大型の水冷式フラックス回収ユニットを2基設置することで、この問題は飛躍的に軽減し、メンテナンスにかかる負荷低減と品質向上をもたらします。


■OGP耳寄り情報
QVI社 OGP/QVI社
何かと重宝する自動測定中の画像保存機能
自動測定中の画像保存機能の紹介(MM3D)
測定プログラムの実行中に測定箇所の画像データを保存することができます。
手順1.
画像を保存したい場所にテーブル移動等で移動します。

手順2.
二次形状作成/その他/ユーザー入力を選択します。

手順3.
規格値を押し下記場所にSave_Imageと入力します。(S,Iは大文字)

手順4.
自動測定を実行するとローカルディスク\Partrtn内に保存されます。

YKTの歴史
~ ソビエト製顕微鏡の販売 ~
第2次世界大戦後、ドイツが東西に分断され、ドイツを代表する測定機メーカーが東西に分かれ、顕微鏡の製作図面と技術者がソ連に流れました。冷戦時代、日本とソ連の貿易取引は物々交換のバーター取引が多く、ソ連から大量の顕微鏡が日本に輸入されました。1960年代後半から80年代後半の約20年間にわたり、当社はマシュプリボリントルグ社製の顕微鏡UIMに日本製のスケールを貼り、精度的な再調整をし、販売しました。多くの顕微鏡の構造がY軸の上にX軸が載る構造である中、UIMはXとYが独立した軸構造になっていました。軸の重なりを防ぐことで、各軸の精度調整が簡単で、各軸の荷重を均等にすることで、長期間に渡り、精度を維持しやすいメリットがありました。両目で座って作業する操作性も喜ばれ、合計400台以上を販売しました。UIMにはUSSRと刻印されており、その顕微鏡がUnion of Soviet Socialist republics ソビエト社会主義共和国連邦で製造されたことを示していました。
1980年代後半、冷戦の相手国アメリカから画期的なカメラ式測定機が発表されることで、当社はソビエト製顕微鏡の販売から手を引くことになります。

気まぐれですがつづく。
こぼれ話
~ 「私の、ビビってるんですか」。 ~
2016年度YKT新入社員研修は約2か月かけて行われ、その一環として埼玉ポリテクセンターで、金属加工研修を受講しました。今年のテーマは「文鎮」作り。旋盤、フライス盤、ボール盤を用いて工作機械と金属加工の基礎を学びながら、課題の「文鎮」を製作しました。 その中で普段使っている言葉が、金属加工業界では違った意味で使われている場面に遭遇します。
「あ、ビビリが出てるね」と、先生が私の文鎮をみて一言。
はて、いつから文鎮は「ビビる」ようになったか。
「先生、私の文鎮はビビって…いるんですか?」
「うん、ここ、ここ」
フライス盤で削ったばかりの面を覗きこむと、等間隔に細かく弧が刻まれている。
どうやら、この文様が現れることを「ビビリが出る」というらしい。
私の文鎮は怖がってビビっているのではなく、回転数が足りなくてビビっていました。
せっかく作った文鎮ですが、錆止めのオイルで濡れ、紙の上に置くと紙が油で汚れてしまいます。使う前はオイルをふき取らなければなりません。今では置き場所に困って、カステラがはいっていた紙袋の中に布にまかれて机の下に置いたまま。今年の大掃除で処分予定ですが、そんな私の文鎮は今もビビったままです。

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