精密工学会 超精密位置決め専門委員会 4月度定例会でエタロン社製レーザートレーサの講演がありました。当日は88名のご来場者に三次元測定機、工作機械メーカーの方にもエタロンの空間補正を紹介することができました。下記リンクから定例会で発表したエタロンの発表資料をダウンロードできます。

A君の記念すべきダレックス機の初体験。ダレックスならハイスも超硬ドリルも高速再研磨!!
工具もダレックス機も知らないA君に自動卓上型再研磨機XPS-16のドリル操作を体験してもらいました。
記者:まず機械電源を入れましょう。
Ａ君:はい。あれ、押しても反応しないですよ。
記者:これは緊急停止ボタンでロックされているためです。事故を防止するための安全機能ですよ。
Ａ君:なるほど、それでは緊急停止状態を解除して。電源を入れます。

Ａ君:この画面をタッチしていいの?
記者:どうぞ、XPS-16の画面はタッチパネルです。
Ａ君:OKを押しました。タッチパネルだと視覚的に操作ができて、分かりやすいですね。
記者:それでは、このφ8mmのハイスドリルの再研磨をやってみましょう。このドリルは、先端角度118°、円錐、Xシンニングです。
Ａ君:ドリルは全然わかりませんが、最初は何から始めれば良いですか?
記者:メニュー画面の一番左上のボタンの先端角度を入力、左から二番目の再研磨量を選択、その下にあるポイント形状は円錐、シンニングはXシンニングを選んでください。
Ａ君:わかりました… これで良いですか?
記者:バッチリです。では、ドリルをチャックでクランプしてみましょう。

Ａ君：こうですか？
記者：OKです。チャックする際の注意点は、ドリル刃先の位置を12時から１時の間の方向に入れてチャックすることです。それでは、緑色の開始ボタンを押しましょう。

Ａ君：はい。押します。
記者：XPS-16は径、長さ、刃先位置が全て自動で機内測定されるので、作業は簡単です。
Ａ君：あれ、もう終りですか、加工も速いですね。
記者：このサイズのHSSドリルであれば、だいたい約１分で再研磨が完了します。

Ａ君：ドリルを取り外していいですか？
記者：どうぞ。いかがですか？

Ａ君：ドリルのことは良くわからないのですが、見た目がきれいですね。しかも、操作は簡単でした。
記者：そのとおりです。XPS-16の開発の狙いは、誰にでも簡単に上手に再研磨してもらうことです。しかも乾式なので、機械のトラブルも少なく、機械をクリーンな状態で維持できます。
Ａ君：なるほど、今日はありがとうございました。
記者：お疲れ様でした。

同期砥石スピンドルが優れた面粗さ、砥石寿命を安定させます。
ロロマティック社製GrindSmart 628XWは砥石交換システムを搭載し、φ20mmまでの工具に対応します。研削スピンドルの出力を従来機と比較し2倍に高め、砥石周速を制御した画期的な同期スピンドルモーターを搭載しました。回転が制御された研削砥石は安定した連続研削を生み、優れた面粗さ、砥石寿命を安定させます。今回は総形ツールを研削ソフトVGProで対応した一例です。

総形工具 先端φ2/中段4/外径6mm サイクルタイム:5分20秒 材料:超硬

JIMTOF2014（第27回日本国際工作機械見本市）に出展決定、東西合計約60小間
今年は2年に1度のJIMTOFが10月30日(木)～11月4日(火)の6日間で、東京ビッグサイトにて開催されます。当社は工作機械を東2ホール E2003、測定機を西3ホール W3043、合計約60小間に様々な工作機械、測定機を出展します。
本邦初公開を予定しているのは、インデックス社製多軸自動盤MS16C、ペムテック社製高速精密電解加工機PEM400、ロロマティック社製ロングドリル向け工具研削盤GrindSmart 528XF、仕様を限定し価格を抑えたエンドミルブランク加工機ShapeSmart NP3、ハミュール社製小型タービンブレード高速ミーリング機MSTM50、モジュール最大1.0対応アフォルター社製精密高速ホブ盤AF110、ベンチトップ式機械にCCDカメラを搭載したOGP/QVI社製C-Visionです。ご期待下さい。前回JIMTOFの当社ブースの様子を下記リンクからご覧下さい。

マークを押し、商品情報をご覧ください。

工具の内製、多品種少量製造、再研磨を検討されている方、注目！！

展示会名 ： 「YKTツールソリューション展」
期間 ： 2014年6月11日(水)～6月13日(金)　午前10時～午後5時
会場 ： YKT株式会社 名古屋支店 ショールーム

YKTツールソリューション展を当社の名古屋支店で6月11～13日に開催します。当日は砥石自動交換システム搭載CNC5軸制御工具研削盤Strausakの実機展示、工具研削盤メーカーで最も評価されている工具専用ソフトNumroto plusの概要もご案内します。ご参加いただける方は、申込み用紙をダウンロードし、Faxで申込み願います。
主な展示機

■CNC5軸工具研削盤 U-Grind
中、大径、多品種少量、再研磨向け砥石自動交換システム搭載
工具研削盤メーカーに最も評価されているNumroto plusを採用
■乾式高速卓上型CNCドリル再研磨機 XPS-16
僅か90秒の高速再研磨でリップハイト10μmも可能 ■CNC切削工具表面仕上げ装置 MF62CA
刃先ホーニング・ドロップレット除去 工具メーカーで活躍中 ■工具専用顕微鏡 PG1000-400 Advanced reaction
大手工具メーカーの製造ラインに採用多数 ■ファイバーレーザーマーカー YS-P30
最新のファイバーレーザーマーカーを350万円からご紹介
工具のマーキングにも活躍中
■切削工具刃先測定機 MicroCAD Premium
管理された刃先形状が摩耗やチッピングを抑制し、工具寿命を安定化
世界をリードする工具メーカーが刃先測定基準機として採用
■光学式非接触三次元測定機 SmartScope ZIP250EA
XY送りノブを利用した工具顕微鏡のようなマニュアル測定も可能

展示会名 ： 「第16回 実装プロセステクノロジー展 JISSO PROTEC 2014」
期間 ： 2014年6月4日 (水) ～ 7日 (金)
会場 ： 東京ビッグサイト
パナソニックファクトリーソリューションズ株式会社 : 東4ホール 4F-31
エイテック・テクトロン株式会社 ： 東4ホール 4A-10

電子部品実装機及び関連周辺機器等が集まる年に一度のイベントです。パナソニックブースでは「モノづくりトータルソリューション」をコンセプトに既に好評を頂いておりますスクリーン印刷機SPG,多品種対応をワンマシンでご提供するAM100、プロダクションモジュラーNPM-D3・NPM-W、デバイス実装においてはMD-Pシリーズを、組み立て工程におけるソリューションのご提案としてパラレルリンクロボットを出展します。
エイテックブースでは高品質ボイドレスをターゲットにした真空リフロー装置RNV12M-411と新FDD(Free Flow Direction)方式を採用した窒素リフロー炉RN121M-82を出展致します。
皆様のご来場をお待ちしています。

展示会名 ： 「第25回 設計・製造ソリューション展」
期間 ： 2014年6月25日 (水) ～ 27日 (金)
会場 : 東京ビッグサイト (東3ホール ブースNO.7-5)

CAD、CAEをはじめとした設計・製造支援システムなどの専門見本市で、当社は光学式3次元測定機での高精度デジタイジングと、充実した支援ソフトウェアによる「形状評価・解析」を提案いたします。
卓上型X線CTスキャナによる「非破壊内部観察・検査欠陥」、使い勝手が高く評価されるOGP測定機で実演測定にもお応えいたします。多くの皆様のご来場をお待ちしております。
OGP/QVI社製 光学式3次元測定機 Smart Scopeシリーズ
■SmartScope VANTAGE250
レーザ式検出センサ　テレスターTTLレーザ搭載
高精度、高速、マルチセンサ測定に特化した、Smart Scopeシリーズのハイエンドモデルです。最大の特徴は、優れた追従能力をもつ「テレスター TTLレーザ」による高精度レーザ測定ができることです。長い作動距離を持ち(深穴の底部なども測定可能)、従来のレーザーでは測定不可能であった急な傾斜面にも高い追従性を発揮します。
■SmartScope ZIP250E
OGPベストセラー機
マウス操作中心で直感的にプログラム作成ができるシンプルな操作性が特徴です。
自動機ながらもXY微動送りノブを搭載しており、工具顕微鏡のようなマニュアル測定モードを使うこともでき、マニュアル・セミオート・フルオート測定を用途に合わせて自由に切替えることが可能です。
KOTEM社製　形状評価、解析ソフトウェア
高精度3次元測定機ならではの信頼ある座標データを活用して、CADデータとの幾何公差判定、形状評価・解析を実施することができます。
■幾何公差評価ソフトウェア「スマートプロファイル」
様々な測定機から出力された点群とCADモデルとの比較により幾何公差の評価を自動的に行うソフトウェアです。CADモデルと測定点群の自動フィット機能（ASME及びISOで認定）があり、最適な状態での幾何公差評価が可能です。
◆「設計者による幾何公差測定」という新たなコンセプトでトップダウン測定管理を実現
設計担当者や検査担当者を複雑な計算・結果の検証作業から解放し、生産工程の改善に寄与します
◆複雑な組み合わせ形状データムにも難なく対応
◆ワンクリックシンプル操作を採用により、短期間で技術習得が可能
■3D形状解析ソフトウェア「スマートフィット3D」
高速・高精度で信頼のおける2次元及び3次元でのフィッティングと形状解析を行うソフトウェアです。CADモデルを規格値とし、様々な測定機から出力された測定点群データを用いて解析を行います。
◆製品／形状によって選べる9つのベストフィット条件
対象ワークの加工条件・アセンブリ条件などに適したベストフィットが可能
◆レーザ測定や３Dスキャナなどの大量測定点群データの効率的なフィルタリング
(ノイズ除去や減量化)
◆カラーマップや誤差方向強調と統計チャートによる解りやすい視覚化
◆放電加工電極のポジショニング、ダイキャスト加工の取り付けフィッティング、タービンブレードやジェットエンジン部品の形状解析などに導入実績あり
SHAKE社製 卓上型X線CTスキャナ
■SHR CT-50
約10分のCTスキャンにて、非破壊で断面の観察が可能な3Dモデルを演算できます。
自社開発X線源と高感度ディテクターにより、高精細スキャンと高速撮像を両立します。
卓上型なので設置場所を選ばず、オフィスなどでも運用が可能です。
薄肉の樹脂成型品など、繊細さが要求されるワークのスキャンには特に効果的です。