YKT株式会社

YKTかわら版

YKTかわら版
新年挨拶
新年あけましておめでとうございます。

 今年、当社は創業90周年を迎えます。大正13年(1924年)の創業以来今日までの長きにわたり「産業の西と東を結ぶ架け橋」として日本のそして世界の産業界に貢献してまいりました。

 近年、国内製造業の海外移転が進む中、日本において世界の最高品質の製品を生産する必要性が高まり、最先端の生産設備の導入なしにこの問題を解決することが出来ません。
また海外においても、中国をはじめ東南アジア諸国で同様に急激な外資導入が進み、より高精度、高品質な製品の生産を行うようになってまいりました。
当社は、皆様のご要望にお応えすべく世界に販売拠点を設け、最新設備や技術を供給し、技術集団企業として、皆様に「夢」と「感動」を与える設備とサービスを提供してまいります。

 当社はTurn to the future < 未来に向かって舵をとれ > の標語のもと皆様と共に未来を創造し、信頼いただけるパートナーとして、ともに歩めるように次の100周年に向って邁進していく所存でございます。

皆様におかれましては、当社の今後の展開にご期待いただくとともに一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長 市岡 通
■製品ニュース
エタロン社 エタロン社
レーザートレーサ
空間補正で知られるエタロン社製レーザートレーサを利用し、工作機械の旋回軸の空間補正が開始され運用されています。これまで補正することが困難だった回転軸の誤差を補正します。
測定データの事例紹介はこちらをクリック。
http://www.etalon-ag.com/download/ETALON_C-axis_LT-MT_EN.mp4


レーザートレーサ

■製品ニュース
エイテックテクトロン社 エイテックテクトロン社
真空N2ボイドレスリフロー装置のご紹介
EVやHVの普及に伴い高信頼性のインバーターやパワーデバイスの需要が高まる今日、ハンダ内の空洞を抑えるボイドレス高真空リフロー炉が注目を集めています。
真空N2ボイドレスリフロー装置

真空バキュームによる高信頼性リフローハンダ付けが可能
N2雰囲気での加熱と真空バキュームの組合せにより大きな面積のハンダでも従来のN2雰囲気のみの場合と比較してボイドを大幅に削減することが出来ます。
加えて、ボイド削減の効果と濡れ性向上から良好なフィレットを形成することが可能となります。もちろん量産を考慮に入れたインライン搬送方式でのリフローハンダ付けの対応となっています。

人と環境に優しいエコな設備
リフロー炉にとってやっかいなフラックスの回収については大容量化による清掃頻度の低減と稼働率の向上に貢献し、清掃作業についても簡素化を実現しています。
断熱構造と超低消費電力、更には水冷相当の急勾配冷却機能により人にも環境にも優しい設備となっています。

デモ・実証はお気軽にお声掛けください。
是非エイテックテクトロン社製真空リフロー炉の性能・機能を間近でご覧ください。

■製品ニュース
ロロマティック社 ロロマティック社
ロロマティックアプリケーション
CNC5軸多段円筒研削盤ShapeSmart NP5は多段、長尺ワーク加工の代名詞として、高精度工具ブランク、金型用コアピン、精密パンチ加工の用途に利用されています。今回は拡張性を高めた同機のサンプルを紹介します。

ロロマティックアプリケーション
デモンストレーションサンプル
超硬φ10㎜
両サイド研削
(ステップ+ポリゴン+M6ネジ加工)
加工時間:約30分
ロロマティックアプリケーション

■OGP耳寄り情報
QVI社 長い作動距離と高い追従能力を併せ持つレーザー測定ユニット
Telestar(テレスター) TTLレーザー
Telestar TTLレーザーは、OGP社製非接触全自動測定システムSmart ScopeのVantageシリーズ(http://www.smartscope.jp/3d_vantage.html)に搭載可能な最新型レーザー測定ユニットです。
長い作動距離を持ち(深穴の底部なども測定可能)、従来のレーザーでは測定不可能であった急な傾斜面にも高い追従性を発揮します。また、TTL(Through the Lenz)方式により光学系とレーザーは同じ光路を通る為、光学系とレーザーの間にオフセットがありません。よって光学系からレーザーへの切り替えも瞬時に行われ、測定機の稼動範囲をフルに使って測定を行うことができます。
Telestar(テレスター) TTLレーザー
Telestar TTL Laserによる球面スキャン
■展示会情報
「Panasonic FA Show 2013」開催レポート
2013年12月11日(水)~13日(金)にかけて、毎年恒例のパナソニックファクトリーソリューションズ株式会社主催の電子部品実装システムの展示会が開催されました。『Total Solutions for Factory ~工場トータルソリューション~ 』を主題とし、回路形成技術を中心とした材料・基板・実装や組み立て工程へのソリューションはもとより、「モノづくり現場」や「オフィス」などの工場空間や省エネ推進などにご活用いただけるソリューションを含めた『工場トータル』での提案をしました。
今回の見所はプロダクションモジュラーNPMシリーズにおいて新商品NPM-D3とスクリーン印刷機SPGの新機能について、更には高品質・高生産性・多品種対応をカバーするAM100の出展です。さらに、パラレルリンクロボットによる自動化・省人化の具体的アプローチの紹介もしました。
来場者数は3日間で2,000名を超え、国内はもちろん東南アジアからの多くの来場者で賑わい、連日活況を呈しました。
「Panasonic FA Show 2013」開催レポート
こぼれ話
パリドロの顛末記-その2
~ 泥棒天国パリ ~

パリドロとはパリの泥棒に付けられた称号である。
私の友人が、花の都パリのルーブル美術館でスリに遭い、一文無しで日本に帰国したことを前回報告しました。仰天はこの2週間後に起きた。
同じ町内の知らない人から彼に電話があり、「あなたの財布を預かっています」とのこと。町内とは、無論日本、しかも同じ町内の面識のない女性からの電話である。さっそく菓子折りを持ってその家を訪ねたそうです。
彼女曰く、二週間程前にルーブル美術館の土産物店でぶら下がりの洋服を見ていたら、ポケットに何か入っており、取り出してみると、財布が入っていた。早速店員に差し出したが、店員は面倒を避けたいのか、どうしても受け取らない。仕方なく中身を覗いたところ、なんと日本のクレジットカード、日本語のメモ、領収書、更には自宅と思しき、住所、電話番号のメモ。しかもなんと同じ町内の住所ではないか。
その女性はその財布を持ったまま、ヨーロッパ旅行を続け、帰国後、この財布の持ち主に電話をしたのである。めでたしめでたし、ではあるが現金だけは全て抜かれていた。それ以外全てが残っていた。彼の手元に、全て、現金以外、戻った。
彼は剣道7段、油断も、隙もないはずである。その達人から、全く悟られずに物を抜き取り、現金以外をショップの洋服のポケットに捨てた、いや、入れたこの巴里泥の泥棒倫理とは言えないか。それにしても、何という、偶然の重なり。皆様、敵もプロです。海外の観光地ではくれぐれもご注意を。
2020年の東京オリンピック、海外から出稼ぎに来るプロから観光客と我々をしっかりと守り、どなたかが宣伝していた「日本は世界で一番安全な国です」を実証しなくては。
ところで皆さん、この事件の裏に、共犯者がいたことにお気づきでしょうか?
そうです… あの額に入っているモナリザではないでしょうか。ご注意あれ。モナリザさん、あんた見てたんでしょ!!
s.m.
こぼれ話

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