2012年にロロマティック社が、同業であるストラウザック社に資本参加したことが話題になりました。同社製工具研削盤は、多品種少量、再研磨向けに多数販売された実績があり、今回は新機種の砥石自動交換システム搭載CNC5軸工具研削盤U-Grindを初披露します。少量生産、特殊工具、そして再研磨にこだわり、工具研削盤メーカーに最も評価される工具専用ソフトを搭載しました。
業界雑誌に掲載された記事をダウンロードできます。ご興味のある方は下記リンクからご覧ください。

超硬総形工具 ブランク測定： 15秒 溝加工： 2分20秒 ギャッシュ： 1分03秒 底刃3番逃げ： 42秒 底刃2番逃げ： 38秒 外周総形粗加工： 13分35秒 外周3番逃げ： 5分50秒 外周2番逃げ： 6分33秒 合計： 31分

ワーク固定位置の付近で粗と仕上げ砥石の同時研削をすることで、ワークはシャンク基準に対して高い同芯度を維持しながら、加工されます。内蔵ローダとインプロセス測定により、高精度ワークの無人運転が可能です。シャンク側端面のC面加工、ドリルホールの位置検出、タップブランクなどのファセット加工にも対応しています。径に比べて驚異的な長さをもつワークを高精度に加工する能力は、切削工具ブランク、パンチピン、金型用部品の高品質製造に欠かせません。実機にてその拡張性をご確認ください。

六角形状パンチ φ6mm 加工時間： 5分30秒 加工長： L 5mm 面粗さ： Ra0.012μm 材質： 超硬 機械タイプ：NP5

ヘリカル六角形状φ4mm 加工時間: 3分 シャンク径: L10mm 材質: 超硬 機械タイプ：NP5

ステップドリル 加工時間: 13分50秒 加工箇所: 段付き＋シャンク端面C面 面粗さ: Rz 0.66μm, 材質: 超硬 機械タイプ：NP5

ボーリングバー 加工時間: 12分 材質: 超硬 機械タイプ：NP5

ゲージ先端0.7mm、ネック0.3mm 加工時間: 2分25秒 材質: 超硬 機械タイプ：NP5

外径φ12, 10, 8+ネジM10, 8, 6 加工時間: 12分(外径8分＋ネジ4分) 材質: 超硬 機械タイプ：NP5

突き出しピン φ2mm 加工時間: 5分 1段目： φ0.9×L5mm, Ra0.1 2段目： φ1.0×L33mm, Ra0.2 材質: ハイス 機械タイプ：NP5

ハイスピン 先端0.03mm 加工時間: 3分9秒 材質: ハイス 機械タイプ：NP5

世界シェア70%を誇るアメリカIPG社製最新ファイバーレーザーユニットを搭載し、低価格化(350万円～)、メンテナンスフリーを実現しました。会場での実演加工をご覧ください。

砥石に過度の負荷がかからないように最適な送り条件を自動設定し、乾式でありながら焼けを防止しつつ短時間で再研磨します。作業者の経験を問わず誰でも簡単に扱えるため、社内での再研磨に威力を発揮します。一般的な卓上型再研磨機より3倍速い再研磨時間をご覧下さい。

材質	外径	取り代	ポイント角	シンニング	バリ取り/ホーニング	合計時間
HSS	16mm	0.13mm	118°	X型	3秒	1分28秒
超硬	10mm	0.15mm	135°	X型	3秒	1分30秒

自動エッジ認識機能、十字線、平行線を利用した角度、幅測定などの用途に応じた多様なチャートを搭載し、φ0.5～16㎜工具径、240mm以上のロングドリルの測定も可能です。展示会上での測定もご覧いただけます。

CADモデル基準の形状解析、設計値の許容範囲(幾何公差)の設計者主導の評価を実現するソフトのご紹介です。展示会場で実際の運用例についてご案内します。
●3D形状解析ソフトウェア「スマートフィット3D」
高速・高精度で信頼のおける2次元及び3次元でのフィッティングと形状解析を行うソフトウェアです。CADモデルを規格値とし、様々な測定機から出力された測定点群データを用いて解析を行います。
◆製品／形状によって選べる9つのベストフィット条件
   対象ワークの加工条件・アセンブリ条件などに適したベストフィットが可能
◆レーザ測定や３Dスキャナなどの大量測定点群データの効率的なフィルタリング
（ノイズ除去や減量化）が可能
◆カラーマップや誤差方向強調と統計チャートによる解りやすい視覚化が可能
◆放電加工電極のポジショニング、ダイキャスト加工の取り付けフィッティング、タービンブレードや
   ジェットエンジン部品の形状解析などに導入実績あり ●幾何公差評価ソフトウェア「スマートプロファイル」
様々な測定機から出力された点群とCADモデルとの比較により幾何公差の評価を自動的に行うソフトウェアです。CADモデルと測定点群の自動フィット機能（ASME及びISOで認定）があり、最適な状態での幾何公差評価が可能です。
◆「設計者による幾何公差測定」という新たなコンセプトでトップダウン測定管理を実現
      設計や検査担当者を複雑な計算・結果の検証から解放し、生産工程の改善に寄与します。
◆複雑な組み合わせ形状データムにも難なく対応
◆ワンクリックシンプル操作による短期間での技術習得が可能

～パナソニックファクトリーソリューションズ社製スクリーン印刷機ポット式はんだ自動供給ユニットのご提案～
「はんだ追加供給の設備停止が稼働率を下げる。」「シリンジ供給ではランニングコストを増加させてしまう。」「人手でははんだ供給量にばらつきが出てしまい、印刷品質が安定しない。」という問題を解決するポット式はんだ自動供給ユニットを提案します。
●対象機種について
パナソニックファクトリーソリューションズ社製スクリーン印刷機
1. SPD(設備品番:NM-EJP5A)
2. SPG(設備品番:NM-EJP6A)
3. SP70(設備品番:NM-EJP3A)
●ご提案内容について
マスク上のはんだ残量を検出し、はんだをポットから自動供給します。
1. はんだポットに専用ノズルをセットし、ポットのまま自動供給ユニットに取り付けるだけです。
2. ラインセンサーではんだ高さを検出し、設定値を下回った時に、はんだを自動で供給します。
    (はんだ高さ:12～18mm)
3. 横(X方向)に移動しながら、均一にはんだを供給します。
4. はんだの初期投入から生産中の自動供給まで対応可能です。
●導入効果について
導入前 : はんだを追加供給するたびに設備が停止
導入後 : はんだ自動供給により長時間連続稼働が可能です。(省人化にも貢献)
導入前 : シリンジ供給では、ランニングコストが増加
導入後 : はんだポットでの供給のため、ランニングコストは増加しません。
導入前 : 作業者によって、はんだ供給量がばらつき、印刷品質が不安定
導入後 : はんだ供給量のばらつきがなくなり、印刷品質が安定します。
詳細は、各営業担当窓口までお問い合わせください。

～エイテックのギ酸リフロー炉をプロダクトロニカ展（ミュンヘン）にて初出展～ 展示会名 ： プロダクトロニカ2013
期間 ： 2013年11月12日～15日
会場 ： ミュンヘン見本市会場
YKT Europe GmbHブース ： ホールA4 / 512
ギ酸による酸化還元効果により、フラックスレスのはんだ付けを実現した革命的なリフロー炉(エイテックテクトロン社)を、この度YKT EuropeGmbHがドイツ/ミュンヘンで開催されるProductronica 2013に初出展致します。
従来機から継承している、バキュームによるボイドレスはんだの特長はそのままに、フラックスレスのはんだにおいても、酸化膜を生じない高品質はんだ付けを約束するギ酸真空リフロー炉です。
更に、SAKIのX線自動検査装置を展示し、リフロー後のはんだ品質検査までをカバーする新技術をトータルで提案します。 是非とも会場ではブースへお立ち寄りいただき、その技術をご覧ください。