ウィスキーの本場スコットランドで採用されているドイツIBS社の自動回転式樽磨き機RBGが日本に納入されます。
ウィスキーは元来薬酒として修道院が独占的に製造していましたが、宗教改革による修道院の解散により蒸留技術が民間に広まりました。
酒税対策により、偶然にも樽による熟成がおこなわれ、時が経ち樽を開けてみると、透明だったウィスキーは琥珀色になり、味も香りもまろやかになりました。ウィスキーの樽の熟成期間は約10年が一般的で、20年間熟成させたものが最も味わい深いとされています。
樽は内側を焼き(チャー)、木香を抑え、香味成分を増加させる効果もあります。樽は内側を磨くことで再利用し、長く利用することができます。樽の再利用は環境に優しく、樽を余分に保管する在庫コスト削減にも貢献します。
これまで、樽の再利用には人の手による3時間の清掃を要するのみならず作業環境にもダストが浮遊する問題がありました。
ドイツの自動樽回転式磨き機は樽内を6分以内でダスト吸引しながら自動清掃することができます。
更に、チャーを意図的に残しながら加工することも可能です。